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「重たい女」と言われないためのひと工夫

· 星のあれこれ

わたしはちょっとしたこと、すぐに見返したいことを書き留めておくのにiPhoneのデフォルトアプリ・iCloudメモをよく利用します。

 

先日そのメモたちを整理していたところ、懐かしい内容のものを見つけました。当時の嬉しい気持ちが蘇ってきてほっこりしましたし、「これはいい工夫だったなぁ。」と改めて思ったので、どなたかの参考になればこれ幸いということで、それをご紹介してみようと思います。

 

 

◆『嬉しかったメモ』


そのメモとは、夫とまだ彼氏彼女の関係だったとき『彼に言ってもらったり、してもらったりして嬉しかったこと』を書き留めたものです。

 

人さまに言っても差し支えないものから、恥ずかしくてとてもとても言えないものまで、事が起きたその日のうちに書いていました。

 

誰に見せるわけでもないので、かなり赤裸々に書いていたゆえに、当事者の夫にすら何だか恥ずかしくて今でも見せられません(笑)

 

 

◆なぜそのメモを書き貯めようと思ったのか?

 

わたしは恋愛においては重たい女である、という自覚があります。

 

それはしっかりホロスコープ・チャートにも現れていて、美川憲一氏が歌う『さそり座の女』にバッチリ当てはまります。

 

いわゆる自分の星座として認識される太陽星座と、愛情や女性性を司る金星星座が蠍座なのです。

※もう一つ惑星が入っているのですが、今回の話題にはちょっと関係が薄いので、横に置いておきます。

 

蠍座のキーワードは”I desire” です。

hopeでもwantでもなく、desireです。

欲しいな~っていう程度ではありません。

”思いこんだら いのち いのち いのちがけよ~” です。

 

だから金星蠍座となると、恋愛中はものすごく相手に執着します。付き合えるか付き合えないかの微妙なときは、そりゃもう執着します。頭の中はその人のことでいっぱいです。そう多くはない恋愛経験の中でも、「重たい」とか「面倒くさい」とか、よくても「考え過ぎ」と言われたことは数知れずです。

 

でもそれでこそ蠍座と言いますか、執着しなくなったら蠍座ではないのですよね。ただ、それをそのまま相手の前に出してしまうと、ドン引きされる可能性は大なので、自分の精神を健全にしつつも執着を程よくセーブする手立てがほしいと、夫と付き合い始めた頃に考えました。占星術を学んでまで尚、重たいとか言われるのもシャクでしたし(笑)

 

その時、(どなたの談だったか忘れてしまったのですが)「嬉しかったことというのは、長期記憶に残りにくい。生存本能を脅かされるものではないから。」という話を思い出しまして、「嬉しかったことを忘れてしまうから、満たされてない感じが膨張して、愛してクレクレ星人になってしまうっていうのもあるのかも?じゃあ嬉しかったことを思い出しやすくしておけば、自分の気持ちを自分で満たせるようになるかもしれない。」と思い立ち、『嬉しかったメモ』を書き貯め始めたのでした。

 

※余談ですが、結婚するとわたしの月星座の牡羊座(キーワードは”I am”、基本他人には合わせない、合わせなきゃいけないとも思ってない、1人行動大好きっコ)が出てきて、今は結構サバサバしています(のはず!?笑)

 

 

◆『嬉しかったメモ』があって良かったこと

 

このメモがあってわたしが感じたメリットは以下の3つです。

 

ひとつめは、不安になったときの心の支えになったということ。

 

夫とは入籍前後でたくさん喧嘩をしたので(その理由は以前のブログをご参照ください)、正直何度も「もう無理かも」と思いました。でも蠍座は執着する分、手放すのも苦手です。そうすると、関係を続ける?続けない?の間でかなり揺れました。揺れる間はどうにも不安で落ち着きません。

 

そんなときに、『嬉しかったメモ』を読み返して、「いや、何だかんだで今までこれだけ嬉しいことしてもらってるから、今回の喧嘩でダメになるとか、ない気がする。」と、早々に気持ちを持ち直すことができました。

 

 

ふたつめは、自己重要感が増したこと。

 

半年分くらいメモが貯まってくると、「これだけ他人に大切にしてもらえるわたしって、すごくない⁉︎」と思えてきたのです。「自分はそこまでしてもらえる存在なのか!」と素直に喜べました。

 

これはもともと自分に「愛される価値がないかも」と思っていたことの裏返しでもあります。占星術やその他の学びのおかげで、付き合う前までに自己重要ではかなり底上げをしてたつもりでしたけれど、恋愛というものはほんと、自分が気にしている部分を否応無しにさらけ出させますね(笑)、「つもり」だったと実感しました。

 

『嬉しかったメモ』のおかげで、自己重要感底上げの「つもり」は「確かさ」に変わりました。

 

 

3つめのメリットは、時間が経って見返したときに「愛されてる感」をより感じたということ。

 

一緒にいる時間が積み重なってくると、相手がしてくれることに良くも悪くも慣れてきます。当たり前になってきてしまうといいますか。そのときに、『嬉しかったメモ』によって、まだちょっとしたことで嬉しさを感じていた当時の自分を思い出し、そのときの感覚で今の自分の状況をとらえ直すと、今もまたたくさんのもの(物理的・精神的両方)を夫からもらっているなあと気づいて、感謝の念がわいてきました。

 

また、恋愛中よりはフラットな状態の今の自分から、過去の自分をとらえ直すと、「あのときからちゃんと愛してもらってたんだなぁ。何をあんなに不安になってたんだ?」とも思い。それもまた夫への感謝になりました。

 

過去からと現在からと、二重でとらえ直したことで、愛されてる感を倍に感じたという面白い感覚でした。

 

 

相手につい求め過ぎて「重たい」と言われてしまうという方、よろしければこの『嬉しかったメモ』、試してみてくださいませ。

 

そして試してみたご感想をシェアしてくださったら嬉しく思います^^

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