あけましておめでとうございます!
新春を迎え、みなさまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます🌺
さてさて、『一年の計は元旦にあり』とよく言いますね。ただ、西洋占星術を実生活に取り入れてきたわたしとしては、ここにスッキリしないものをずっと感じています(笑)
結果論としては、わたしも元旦~旧正月あたりで計画を立てているのですが、それは
たまたまタイミングが合うからなのです。
西洋占星術において、未来を予測する手法としては
・トランジット
・プログレス
・ソーラーアーク
・ソーラーリターン
などがあります。
この中でも最もポピュラーなのは、トランジットです。
春分、夏至、秋分、冬至のチャートを読み、そこから3か月先の社会的流れを読む(春分の場合は1年の流れも兼ねています)。
新月・満月のチャートを読み、そこから1か月先の流れを読む。
ある惑星がサイン(星座)から次のサインへ移動した瞬間のチャートを読み、その惑星がそのサインに滞在する間の流れを読む。
いずれも、多くの占星術師の方が、そのタイミングになるとWebで公開なさっているアレですね。
これらと、個人の生まれのホロスコープ・チャートを重ねて読むことで、「社会的なこの流れの中で、自分は何を意識しながら行動するとよいか」をつかむことができます。
ですので、占星術師さんが元旦に計画を立てるときは、3か月弱先に到来する春分の図を参考にする方が多いのではと思います(中には、冬至の流れも踏まえたり、初日の出のチャートを用いたりする方もいらっしゃるようです)。
これはこれで活用することはできるのですが、わたしは
個人が1年の計画を立てる場合は、ソーラーリターンのほうがより使える
と感じています。
ソーラーリターンは、本人の誕生日からの1年(正確には、生まれの太陽の位置にトランジットの太陽がぴったりと重なったとき)のチャートを読みます。
トランジットで読んだ場合は、「生活パターンが変わるほどのインパクトには欠けるけれど、意識しておいたほうがよいことが分かり、ストレス少なく軽やかに過ごすことができる」
と感じるのに対し、
ソーラーリターンで読んだ場合は、「後から振り返るとチャートに書いてあることが本当に起こっている!生活が変化した!」とリアルに感じることが、わたしの場合はとても多いのです。
よって、一年の計を立てるならば誕生日に立てたほうがよいと個人的に感じています。そういうわけで、冒頭で書いた通り『元旦にあり』と言い切られると、もやっとしてしまうのです。
ただ、わたしの誕生月は11月なので、そこからの1年の流れを示すソーラーリターンを読めば、ほぼ次の1年をカバーできるので、このチャートをもとに元旦から遅くても旧正月頃までには1年の計を立てている、というわけです。
生まれの月が正月から離れている方の1年の流れをもし今お読みするならば、前年のソーラーリターンと当年のソーラーリターンの2枚を用いてお読みします。例えば、6月生まれの方であれば、2018年6月のソーラーリターン・チャートがそこからの1年をカバーしているわけですから、2019年6月までの半年分として読み、それ以降の半年は2019年6月のソーラーリターン・チャートで読む、というふうにしています。
春分のチャートをもとに計画を立てたこともあるのですが、やっぱりソーラーリターンのほうがしっくりくるので、そこに戻っている次第です。
実際、どれだけわたしが、このソーラーリターン・チャートを活用してきたか。
それは明日以降のブログでご紹介したいと思います(^o^)