3月10日以降、ほとんどブログを更新せずにおりました。
ようやくようやく、書こうかなという気が起きてきて、「はて?なんだろうこの気持の変化は?」と気になったので、自分の出生のホロスコープと、今の星のめぐり(トランジット)を確認してみました。
文章を書くことなので、『知性』、『情報』、『読み書き』に関係する水星 ☿ が、わたしのホロスコープにどう影響を与えていたのかを見てみたところ。
3月6日から28日まで逆行をしていたので、通常よりは長く魚座に滞在していました。わたしの魚座 ♓ の領域は、ほぼ11ハウスにあたります。
11ハウス。その意味としては『次世代』、『未来』、『同じ価値観でつながる仲間』、『コミュニティー』あたりがよく知られています。
本質的には、今の自分の枠を超えて、より大きな存在へと成長していくことを望む場所です。よって、次世代や未来という意味が入ってきますし、自分の枠を超えることは自分ひとりでは難しいので、刺激を受けるための仲間、コミュニティーということになります。
わたしのこのエリアを、水星 ☿ が行きつ戻りつしていた間、全くと言っていいほどブログを書く気になれませんでした。
なぜか。
惑星が逆行している期間は、その惑星の意味合いについて過去できなかったこと、やろうと思っていたのにやれていなかったことについて再トライするのに適した時と考えられています。
今回は水星 ☿ の逆行だったので、何かを再考したほうがいい、考えが充分ではなかったことについて頭を巡らせたほうがよかったと言えます。
なんだろう?と意識したことと、今日たまたま読み始めた『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』のある箇所を読んだことで、その「再考したほうがよかったこと」が何なのかに気がつきました。
まずは同書からその箇所を引用します。
オーストラリア在住の作家ブロニー・ウェアは、緩和ケアの介護に従事し、多くの患者を看取った。そして人生最後の数週間をすごす患者さんから話を聴き、「人生の最後の5つの後悔」に関する話を本にまとめた。なかでも、患者さんたちが後なにより後悔していたのは「自分に正直な人生を生きればよかった」ということだった。
(中略)
「意志力」が信念に従って行動することを意味するのなら、その対義語は自動操縦で操作することだ。つまり、自分がいましていることをなぜしているのか、そのWhy(根本的な理由)を知ることが肝心なのだ。
自分が何を望んでいるのか?さらに重要なことは、なぜそれを望んでいるのか?それがわからなければ、自分に正直になることなどできない。
-ライダー・キャロル 栗木さつき訳『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』ダイヤモンド社、2019、p53-55 (太字原文ママ)-
はい、わたしは「なぜブログを書くのか」がほとんど考えられていなかったのです。
物事を継続するには、「なぜそれをやりたいのか」をはっきりさせる必要があるということは、今までさんっざん耳にしてきているのに!あっちゃーーー!です^^;
ブログを真面目に書き続けていこうと思ったのは、わたしの今年のソーラーリターンを読んで、そうしたほうがいいと思ったことが始まりでした。
(詳しくは→『ソーラーリターンで目標宣言!!』)
でもそこには、本来の「なぜ」がほとんど含まれていませんでした。
「未来がどうなっていてほしいのか、そこにどういう自分でどう関わっていたいのか、その自分になるために今何をしたいと思うのか」からの「だからブログを書く」になっていませんでした。
ゆえに、ちょうど水星 ☿ が、わたしの未来に関わる11ハウスを行きつ戻りつしていたときに、「そこんとこ、考えましょうね。」と言わんばかりに働きかけてきて、パタリと筆が止まってしまったということか!と思ったのです。
水星☿ がわたしの11ハウスを抜けたのは4月15日だったので、そこから遅れること5日ですけれども、今日気づけてよかったと思います。「なぜブログを書くのか」については、明日にでも改めて書きたいと思います。
何かを為すことができなかったり、うまくいかないことがあったりしたときに、あまりよろしくない(と人間側が勝手にそう思っている)星廻りを見つけてそのせいにして言い訳をするということは、わたしは極力しないようにしています。星廻りを分かっているんだったら、さらにそれを逆手に取って上手にライディングしましょうよって話だからです。
でも、うまくいかないことがあるのも現実で。そのときは、その経験からの学びを次に活かせばいいとも思っています。
その学びを抽出して、早めに気持ちを切り替えて前へ進んでいくのに、占星術はかなり使えると感じています。今回のわたしの気づきのように(占星術を活かすタイミングが今回はちょこっと遅かったですけれど(苦笑))。
もし、あなたにも何かがうまく進まない現実が今、目の前に横たわっているとしたら。
占星術でその現実に光を当ててみるのもひとつの手かもしれません。